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銀杏BOYZ≒私小説 [銀杏BOYZ]

『代官山パンク日和』のタイヨウ兄弟2号さんがはまっているバンドのひとつに銀杏BOYZがある。

ライブとか、凄いことになっているらしい。

で、youtubeでいろいろ見てみた。

おおお、これは確かに凄い。ボーカルはよだれたらしてるし、ギターとベースは宙返りしたりドロップキックしたりしている。何でそんなことになるのかはよくわからないが、単なるギミックというふうにも見えない。

で、観客はそういう演奏と一体になって熱狂したり、他の曲とかMCでは目を潤ませたりしている。

これも私からすると新鮮。ロックとかパンクを聴いて涙が出るという感覚は持ち合わせていなかった。

そんな感じで、銀杏BOYZってどんなバンドなんだ?という興味がさらに出てきたので、本を読んだりインタビューを読んだりしてみた。

そこで感じたことは、「銀杏BOYZって、私小説だな、表現するということに対する態度が私小説に近いな」ということだ。

これを説明すると、「そもそも私小説って何?」というところから始めなければならないので、ここではやめておきます。とりあえず私小説を1冊ご紹介。

抹香町 路傍 (講談社文芸文庫) 川崎 長太郎 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/406197579X/

『文学に憧れて家業の魚屋を放り出して上京するが、生活できずに故郷の小田原へと逃げ帰る。生家の海岸に近い物置小屋に住みこんで私娼窟へと通う、気ままながらの男女のしがらみを一種の哀感をもって描写』という解説があります。

なんてことを考えていたんですが、ボーカルの峯田自身が私小説の連載を始めるんですね。

『大人計画主宰の松尾スズキがスーパーバイザーを務める季刊雑誌「hon-nin」で、銀杏BOYZの峯田和伸の小説「あいどんわなだい」の連載がスタートすることが明らかになった。』

http://natalie.mu/news/show/id/1688

http://www.ohtabooks.com/hon-nin/announce/index.html

うん、これは面白いかもしれない。

6月8日発売とのこと。これは楽しみだ。


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