CINRA VOL.31 アンダーグラウンド・ロックシーンの現在 [バンド人生]
WEBマガジンCINRAの極めて興味深い特集。
http://www.cinra.net/sp/31.php
私の語感からすると、"アンダーグラウンド・ロックシーン"という言葉からは、どろどろとした、80年代的"アングラ"文化を連想してしまうが、もちろん現在の"アンダーグラウンド・ロックシーン"にはそのようなムードはない。
現在のシーンを支えるレーベルのオーナー(mao/liftオーナー 石本聡氏)、バンド・ライブハウス・レーベルといった多様な側面からシーンを見つめてきたPANIC SMILEの吉田肇氏、注目のバンド2組(nhhmbase、bahAMaba)、エンジニア(柏井日向氏)のインタビュー・対談が収められている。
私が現在の"アンダーグラウンド・ロックシーン"を見はじめたのは最近のことだけれど、それでも面白いバンドは沢山見つかる。シーンの持つポテンシャルはかなりのものだろうという推測がつく。
その一方で、私の少ない経験に基づく印象ということでいってしまうと、ある種の閉塞感が感じられるのも事実だ。
このような特集が組まれ、それを私が熱心に読むというのは、そのような状況を何かがぶち壊してくれないか、という期待感があるからではないかと思う。
何かのきっかけでシーンに火がつく、そういうことも十分にありうると思うのだ。前も書いたけれど、国際的な交流が起爆剤になるような気がするのだけれど。
2007-09-20 22:08
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